偶然日記

いまのテーマは一対一の人間関係。

海が自分

ふと浮かんだんだけれど、

海が絶えず波打っているのは

そしてわたしたちが絶えず考えているのは

海のあの揺れと

わたしたちの脳の揺れ動きが

どこかで呼応しているからじゃないのかなあ

 

海は惑星一つを覆うくらい巨大で、どこまでも続いていて

わたしたちが誕生する以前から存在している

 

海の記憶を、わたしたちは見せられているのかなぁ

 

海も考え感じ続けてきて

それをわたしたちが受信しているのだとしたら

 

 

2日前に、スマホ解約しました。

 

夜は秋のよう

広い風のなかを道に迷いながら歩き、

一年以上ぶりに物語が浮かびました。

 

1200字ほど書きましたが残りはまた明日。

 

個性的でないと

きれいにしてないと

おもしろいネタを提供しないと

 

だれからもちやほやされなくてみじめになる。

 

って、なぜだかずーーーっと思いこんでいた。

 

だから人と会うときは

 

個性的な古着のワンピースを着て

ファンデーションでニキビを隠し

マニアックな映画について語り

珍スポットに行った話も積極的にしていた。

 

根本的に卑屈さ、自信のなさがあるのだろう。

 

上手く話せないな。

いつもなんとなく話したりない、話しすぎる、

さびしい。

 

おしゃれは大好きだけどなんか浮いていて、

そわそわするし

褒められても

「わたしから服装のこと褒めてほしいオーラ出てますかね?」って、申し訳ない気持ちになるし嬉しくない。

 

 

でも周りを見てみると

なんか愛されてる人って、

 

おしゃれにこだわりないし、

 

映画もアートも詳しくないし

 

すごい美人でもイケメンでもなくて

 

何かを熱く語るというよりは

 

「はぁ」とか

「ほぉー」とか、相づちばかりの人だ。

 

 

それでいいんだ。

 

〇〇でないとダメだ、愛されない、ひとりになってしまう

 

って変な強迫観念がまるでなくて

 

のんびり風に揺られてる

 

ひとりの時も

ひとりをあじわってる

 

その感じが結局

いちばん愛されるのに

 

すぐ忘れてしまう

 

喋りすぎてしまう

 

でも大丈夫

 

今日中に気づけたから。

 

LOVE

青い指先は

カフェインが、まじで合わない

カフェオレ一杯半で

おえおえとなる。

 

それはそうと

もうじき

スマホをやめる

 

 

別の時間の流れかたのなかで

生きていくことにする

 

わたしはいま指の先が真っ青で(マニュキア?マニキュア?)

その青い光に惹かれて

別の惑星の存在がやってきた数日前

 

彼女がいうには  

わたしのこの青い指先は

 

わたしの着ぐるみをはがした内側の色らしく

 

「思い出したんだね」

ということらしいんだ。元の姿を。

 

いや

なんとなく塗っただけなんですけど。

 

 

 

大雨警報

大雨警報が出ていたけれど雨は早いうちに止んで、

今日は彼女と海の見える道を歩いた。

 

彼女からは、ぽぽちゃんとココナッツを合わせたような匂いがする。

潮風の中でも立ち止まったらわかった。

 

彼女はわたしを

わたしが両親からつけてもらったのとは

違う名で呼ぶ。

 

彼女の種族の中でその名前は

奥の部屋

という意味らしくて

 

風の音のようなすぅすぅぷはぷはした響きのその名前が

わたしの耳の周りの産毛を揺らすと

 

あいしてる

 

と言われたような気がする。

 

彼女はわたしに触れることはできないが、

 

わたしは彼女をよく撫でる。

 

飲み込むこともできるいつか。

 

彼女の前で裸になったことはないが、

 

彼女はわたしの手のひらから、

 

わたしの裸の姿がわかるのだという。

 

 

 

 

 

爪を激しい青に塗りたい

という、衝動に駆られることがあって、

それは平穏じゃない恋をし始めた時だ。

 

わたしはいま、人間じゃないものに恋をしている。

どういう存在かここに書くなんてできない。

緑の――彼女は緑いろ――、つやっとした――でもざらっとしたところもあるーー彼女への気持ちが激しくなっていく。

 

鎮静させたい。青の指先を見てクールになりたい。 

 

はぁ早く家に帰って指の先を青に塗らなくては。

 

いまは右手を湖の底の色に塗って乾くのを待っているところ。