夏服を振り返った日記が忘備録として今年の夏、役に立ちそうなので、桜も散っていっしゅん夏の日差しの4月に、秋服、冬服を振り返りたい。といってもこんなに寒さが遠くへいってしまうと思い出すだけでむずかしい……。
10月の半ばくらいまで暑かった。五分袖くらいのサマンサモスモスの麻のブラウス(茶色)を着ていた。「夏服を振り返る」でも書いたけれど、夏素材で色が秋な服って、買っておいたほうがいいなあ。
ちょっと涼しくなってくると、北欧暮らしの道具店の「秋いちボトムス」。春いちボトムスはMサイズを選んだが、ちょっと丈が短く感じたのでトールサイズを注文してみた。うーん。シルエットはMのほうがきれい? むずかしい。
中納良恵さんのライブの日に買ったオーシバルの朱色のカーディガン。ものはいいのだけれどほんとうに似合わない。わたしはまず赤い服が本当に似合わないし、ロンTの上に着ることを考えて少し大きめのサイズにしたのもよくなかった。書いていて気が付いたがこの春もカーディガンで同じ失敗をしてしまっている。羽織ることを前提にデザインされたものでない限り、カーディガンはぴったりジャストサイズが一番おしゃれ。中にインナー着てボタン全部留めで。
教訓
もう赤い服なんて買わないよ絶対
カーディガンはぴったりサイズを選ぼう
あー 何着てたっけ? 思い出せ、ない。
その年の春に買ったセントジェームスのボーダー(ネイビー)を着てたねー。 なんかいまいち似合わないなあって思いながら。ボーダーいまいち似合わない問題は、この春ルミノアのカットソーに出会って解決しました。
あっそうそう。知り合いの素敵な女性のお店のカーディガンがすっごくよくって。からし色を買いました。これは羽織るためのカーディガン。ゆったりしてて、裾に切れ込みが入っていて、ふんわりとしたスカートやワンピースに重ねやすい。少し寒くなったらグレーのタートルネックにこれを羽織り、ネイビーのコーデュロイのスカート、胸にマーダーポレンのネックレス付けたらどこのおしゃれなイラスト―レーター!?って雰囲気。
あっ芋ずる式に思い出す。
リバティのブラウスが秋の初めに気持ちよかった!柄は春っぽいのだけれど。
zuttoで買ったやつ。ブラウスの生地は「タナローン」というやつで、リバティオリジナル。ここからはzutto情報。
このタナローンは、シルクのツヤと手触りをコットンで再現するために開発されたと言われていて、繊維が長い長綿花であることから織りはなめらかでしなやか。上品なツヤがあり、かつサラッとして素肌に触れて非常に心地良い素材です。更に嬉しいのは、シワになりにくい点。きちんと整えて干せば洗いざらしでもラフに着られるので、アイロンを面倒に感じる方にもおすすめです。
この通り!ほんとうに!シワになりにくいの! リバティって柄もすばらしいけど生地もがんばってるのね。張り付かなくて、まだ暑さの残る時期にも快適だった。
ネットのどっかの記事にあったカトリーヌ・ドヌーブが白いパンツのうえに真っ青なニットをラフに着て砂浜に寝そべっている写真、あろうことか真似してみた。北欧暮らしの道具店のペールグレーの春いちボトムスとUNIQLOのメンズ物のブルーのニット(Vネック)で。靴下はブルー。靴はベンシモンの白(tennis)気楽で頻度の多いコーディネートだった。今思ったけどドヌーブさん、サマーニットなのかもね。
アウターについて。
アウター、ひとつ失敗したの。これも「ものはいいのだけれど」ってやつ。サイズ感。倉敷デニムのお店が出しているレザージャケット風なGジャン。男女兼用のデザインなので、XSを進められて試着したのだけれど、前を留めるときついし、ニットの上からも羽織ることを考えて、ひとつ大きいSサイズを購入。
結果、「服に着られている状態」
ほんと、ネットで見てこれを買いに倉敷に行くほどデザインに一目ぼれしたのだが。サイズ、間違えたなあ。レザージャケットやGジャンって、これもカーディガンと一緒でジャストサイズが断然かっこいい。学びました。この春買ったスースースーコンフォートのデニムジャケットの38サイズがジャストだったので、今後はこのデニムジャケットを基準にサイズ選びしよう。おんなじ失敗をさいきん母もしていた。
教訓。
Gジャンは前が留まらなくていい。ぶかぶかよりはぴったりで。
2年前の春に買ったミズイロインドの茄子色のトレンチコート、秋に羽織るとシャレオツなのだがなんかかっこつけているような感じがしてこっぱずかしい。長い丈の羽織はなんとなく、”おめかし”過ぎて手が伸びない。出先でさっと脱げてしわも気にせず椅子の背もたれに掛けられるショート丈がやっぱり気楽である。
MAGALIのトレンチコートもすっごくかわいくてほしくて数か月間、毎日のようにウェブサイトを見ていたが、とうとう最後までカートに入れなかった。デザインがあまりにもすてきすぎて、売り切れて、再入荷したものも売り切れるまで眺めていた。
カートに入れなかったのは、買っても着ないような気がしたからだ、むんむんした。
はあ でもかわいいな。今年は買おうかな。でもこれ、去年に限ってのことなのかわからないけどコットン素材なのに発売が12月末だった。秋に着れないの。
前の年にジーンズファクトリーで見たダントンのショート丈のコートがすっごくかわいくて、来年買うぞーと思っていたのに同じデザインのものが出なかった。似たようなデザインのウールモッサのコート(ベージュで木製の丸いボタン、襟が立つ感じ)がオーシバルにあったので、それを買ったらほんとうにあったかくって、冬の間毎日のように来ていた。
教訓
結局アウターはショート丈
で、アウター話から脱線だけど秋に”キャロル”のルーニー・マーラになりたくて苦しいような時期が嵐のように突然やって来て、美容師さんに画像も見せて髪型もあんな感じにしてもらったし、ファッジの映画ファッションの特集でちょうど載っていたテレーズ風のジャンパースカートも清水ダイブ価格だったがネットで注文した。
100パーセントウールの黒のジャンパースカートは、めっちゃあったかくていや、暑いくらいで、コロコロを持ち歩かないと白い埃?がめだつ。
10分の一以下の価格で母が買ったUNIQLOの同じようなデザインのものはもちろんウールではないけれどそれゆえにつるっとしていて、ほこりも目立たないし中にデザイン性のあるブラウスを着て、母はUNIQLOに見えないほどおしゃれに着こなしていた。
教訓
どんなにすてきでも
おめかしすぎる服は手が伸びない。(箪笥の肥やし)
ボトムスについて。
前の冬に買ったグラミチのウール混のパンツがめっちゃあったかくて重宝したので、今年も着るぞーとタンスを開けたら、おろ? ベルトのバックル?が無くなっていた。
メンズのものをギューッとしめて着ていたので、付属のベルトがないと下半身ダイナマイトボディのわたしでもずり落ちる。
どうにかして着る方法もありそうだが、考えるのがめんどくさくなり着なかった。そういえば、わたしが買ったのが不良品だったのか、前の冬もこのボトムス、しょっちゅうベルトのバックルがぽろりと落ちたのだった。
無印良品の起毛のワイドパンツが気楽おしゃれでよかった。
冬はワイドパンツですな! ワイドパンツの中にぶあつ~いレッグウォーマー(乾くのに2.3日かかる)を履くのが一番なのさ!
ワイドパンツ、裾がトイレの床に触れそうでイヤ問題というのがあると思うんですけど、
レッグウォーマーごと裾をまくれば床につかないという裏技を見出しました。レッグウォーマーがピタッと固定してくれるの! みんなもやってみてね!
あ、or Slowのコーデュロイパンツ(ビショップ別注)、セールになっていたのでネットで買った。上質で、めちゃくちゃ素敵だけれど、きつすぎた。恥ずかしいくらいにぴっちぴちなのであんまり出番はなかった(レッグウォーマーも履けないし)。パンツは本当に試着命だなあ。ネットで買うのは注意だと思い知った。自分にぴったりのパンツと出会ったら、そのサイズを記録しておこうと思う。
教訓 冬はワイドパンツ。ウール混の冬用パンツ、来年は買おう(ベルトはついていないもので)
冬季うつという症状もあるように、冬は日照時間も少なくてうつっぽくなる。
おしゃれの気力も低下するので気楽な服ばかり手に取ることになる。
おめかしすぎる服を買っても箪笥の肥やしになるだけなので、今後冬服は”気楽”に振り切ろうと思う。
夏の終わりに買ったグランマママドーターのグレーのエプロンワンピースは、真冬も大活躍。中にタートルを着て。2月なんかでちょっと春っぽい日はアラン編みのカーディガンを羽織って。とにかく”楽かわいい”
教訓
冬の服は”気楽”に振り切ろう
楽かわいい、楽おしゃれ、冬は特に大事。
スタンプアンドダイアリーで見つけたWALLACE SEWELLというイギリスのブランドの細めのマフラーがすっごく芸術的で、何となくムーミンの背景のような色遣いで、おしゃれがめんどくさい日もいつもの服に(ワイドパンツにショートコート)それをさっと巻いておけばちょっと気持ちが上がる。細くて短めなのでミラノ巻きだか何だかあんまり考えずに巻けてよい。
黒のタートルネックにスカーフを巻くというのをやってみたくて、両方揃えたけど(スカーフは母のお古だけど)結局しなかった。スカーフの巻き方、よくわからん……。
教訓
冬はマフラーで気持ちを上げよう
WALLACE SEWELLのマフラー、色違いも欲しいな
セーターについて
前の冬は「タートルネックなんて暑いわ」と思っていたのに、今年の冬は寒くてタートル率が高かった。でもやっぱりマフラーも巻くならクルーネックがいちばんかしら。
なんか上質なカシミアより、気楽なプチプラのセーター気分だった。プチプラだと毛玉も顔用のカミソリで遠慮なくすぱーっと取れる。(毛玉取りブラシも持ってるけど、けっきょく顔用のカミソリがいちばん)
教訓まとめ
もう赤い服なんて買わないよ絶対
カーディガンはぴったりサイズを選ぼう
Gジャンは前が留まらなくていい。ぶかぶかよりはぴったりで。
結局アウターはショート丈
どんなにすてきでもおめかしすぎる服は手が伸びない。(箪笥の肥やし)
冬はワイドパンツ。ウール混の冬用パンツ、来年は買おう(ベルトはついていないもので)
冬の服は”気楽”に振り切ろう
楽かわいい、楽おしゃれ、冬は特に大事。
冬はマフラーで気持ちを上げよう。WALLACE SEWELLのマフラー、色違いも欲しいな
なっが! 4000字超えました。未来の自分のために書いているんだけど、こんなに言いたいことあるんか。服好きだな~~。めんどくさいときもあるけど、大好き。