床屋で男性客に出張マッサージをする
胸のはだけた衣装で。
父の運転する車に乗って帰る途中、
店にコートを忘れたことに気づく。
それを言うと父が車を降りて出ていってしまう
歩いて探しに行くつもりなのか
店にあるのは明確なのに。
背の高いひまわりがあたり一面咲き乱れ
その真ん中に細く空いた道を通るとその先に線路が横切っている
電車の往来が激しそうだしいつ来るかわからない 踏切もない。
父はどこに消えた 不安になる
母からのんきな電話があり「もう帰った〜?」と聞かれる。事情を説明してるうちに父に苛立ってきて「死ねばいいのに」とつぶやいた途端現実になりそうでますます不安になる。
さっきから近くを歩いていた手押し車の茶色い老婆が線路で電車に轢かれる。目の前で。
車に戻ると父が泣き叫ぶ幼稚園児の女の子と一緒におり戦慄する きっと誘拐してきたのだ
わたしは女の子を抱きかかえ車から出してやり、抱っこが上手にできた自分にどこかで安堵している。
自分なりの夢分析☆
冒頭の床屋でのセクシーなマッサージは最近始めた「いかがわしいお仕事」とすごく似ている。『髪結いの亭主』という昔観た映画を連想した。
踏切もない線路 実際に老婆が目の前で命を落としていることから
生と死の狭間の場所にいることがわかる
わたしは「セクシーなお仕事の何がいけないの?」と結構楽しんでお勤めしていたつもりだったが
そこは死に接近してる世界でもあることを夢は教えてくれる。
事実ちいさな女の子が泣き叫んでいる。
わたしはその女の子を誘拐犯の父から救ってあげたけれど
このあとはどうするのだろう?
そこで目が覚めてしまったから続きはわからないけれど
あの往来の激しい線路を越えなくちゃいけない、あるいは別の道を 探さなくちゃならない。