眠れないのでハプニングバーについて書こう。
わたしは大学生の頃かなり頻繁にハプバーに通っており、そこでいろんな男性を見てきた。
ほんとーーーにいろんなひとがいる。
すてきな女の子とさっとプレイルームに入ってゆく男性もいれば、粘り続けるが最後には爆睡して定員さんに起こされ朝を迎える男性もいる。撃沈ってやつ。
で、青春をハプバーに注いだわたしは、
ハプバーでセックスに持ち込める男性と、セックスしたいけど何もできずに帰る男性というのを、数十秒で(?)見分けられるくらいにはなったように思う。
で、ハプバーで楽しみたい男の人向けに、僭越ながらわたしからアドバイスを書いてゆきたい。
まぁ、すべてを真に受けずに、気楽に読んでほしい。
- 初回からセックスできると思うべからず
これはまじで大切なことなんだけれど、ハプバーの初回からセックスできるひとなんていないと思った方がいい。いたら運が良すぎるかナンパの天才です。
初回はやっぱりきょどるし、きょどってナンボだと思う。奥のカーテンからあえぎ声が聞こえてくるだけでびっくりするだろう。ちんこ丸出しのおじさんがカウンターで横に座ってたら落ち着かないだろう。電マがずらっと並んである光景ですら初めて目にするだろう。
でもハプバーの店員さんって優しいんだよ。気を利かせていろんな面白い話をしてくれるだろうから、わからないことは素直に質問したりして耳を傾けよう。
そうそう、常連さんたちや同性とも仲良くなるの、大事。
そんで何回か通っているうちに、どんなハプニングが起ころうがあんまり驚かなくなってゆき、ここにくる奇人たちを楽しめるようになってくる。それぐらいの余裕ができたくらいでプレイルームに行けるってもんよ。
2.セックスをゴールにするべからず
1つめの話ともつながるのだが、ハプバーは、会話とアングラな雰囲気と、奇人変人を楽しむ所だと思っている。セックスできたらそりゃ嬉しいだろうけど、それをゴールに猪突猛進するとがっついた雰囲気がでて引かれるしなんだか浮いてしまう。
で、いますぐ女の子とがんがんやりてぇ!!!ってタイプの人は別の場所に行くのをお勧めする。
いま思えばわたしがハプバーに頻繁に通っていた時期は、シリアルキラーとか珍スポットとかホドロフスキーの映画とかもかなり好きだった。
そもそも変わった場所とかカルト映画とか変な性癖の人をおもしろいと思えるひとでないと、ハプバーにはこつこつ(?)通えないと思う。
(で、さいきんのわたしはすっかり丸くなってしまい、前述のようなアングラ趣味にほとんど興味がわかないのだ。どうぶつの森で幸せになってしまう……。だからこの間久々に行ってみたハプバーでも、みょうに白けた気持ちになってしまい、楽しめずにすぐ帰った。)
3.酒に飲まれるべからず
ハプバーは飲み放題のところが多いと思うが、できる人はべろべろになるまで飲まない。
モテない男性ほど、「元を取らねば!」という気持ちが働くのか、どんどんお代わりして顔を赤くテカらせてゆく……。(わたしはお酒で顔がテカっている男性が苦手)
そしていちばんサイアクなのが「女性に強いお酒を強要する」こと。
これをやっているおじさん(べろべろに酔っぱらっている)が定員さんから注意され、しょぼしょぼとカウンターから立ち去ってゆき、プレイルームの前で、血走った目で中の男女を覗きながら丸出ししてオナニーしている姿は、哀れ過ぎていまでも目に焼き付いている。ひと言でいうなら「地獄」だった。
あー、いくらでも書けるな……。まだまだ書きたいけど疲れたのでこの辺で。アディオス。気が向いたら②も書きます。