偶然日記

いまのテーマは愛と適切な距離感♡

異性

数か月前、わたしの人生に、ものすごいイケメンが現れた。

これまでもイケメンは見たことあったと思うけど(あんまり思い出せないけれど)

今回現れたイケメンはMy人生で出会った中でも群を抜いてイケメンで、もうっ、王子様の生まれ変わりなんじゃないですかーってほどのうつくしさ。

 

はじめてお目にかかったとき怖かったもん。あまりにうつくしくて後退りした。

最近ようやくすこし見慣れてきたけどいまでもお会いするとやや緊張する。

 

 

その方に会ったあとはいつも、バラの香りに包まれたような多幸感。

アンデルセンで見るお花もいつも以上に輝いて見える。

謎の歌が即興で出来てしまい、歌いながら歩いて帰ったことも。

 

でも恋というのともちがう。

 

なんというか、

「はー!イケメン!!!(完)」

という感じなのだ。

若い男性の介護士に優しくしてもらってときめくおばあちゃんのような。

氷川きよしのライブ終わりに「やっぱりきよし君素敵ねぇ」と、頬を赤らめるご婦人のような。

「良かったわぁ~(しみじみ)」という感じ。

 

 そのイケメンの存在は、お母さん、中学からの女友達、臨床心理士さん、ソーシャルワーカーさんという4人の信頼できる人にしか話していない。

なんというか、次元が違うような尊いイケメンなので、あまり人に話したくないのだ。

ほんとうにたいせつな宝石は、人に見せびらかさず家にしまっておきたいような感じ。

 

わたしはお母さんに、「はぁ今日もイケメンだった~」とか、言う。

「女性ホルモン補給してきた~」みたいに言う。

中学からの女友達や臨床心理士さんには、「あのひと前世フランスの王子様だわ~」とか言う。

みんな笑ってくれる。わたしが滑稽な感じで言うからだ。

「やっぱりきよし君素敵ねぇ~若い男性はいいわぁ」みたいなトーンで言うからだ。

 

ああもう、

書けば書くほど複雑さが出てくる。

 

そのイケメンに出会ってから、まだ数ヶ月だけど、わたしは変わったと思う。現在進行形で、いまも変わりつつある。

まず外見。激しい食欲が収まり2・3キロ痩せた。髪型も服装もフェミニンなものに変わってしまった。しゅっとしたねぇ。お肌もつやつやになった、と言われることが増えている。なんと、背も高くなった(!)

イケメンに褒められたくて外見を変えたわけではない。自然にそうなったのだ。

 

内面も変わった。

おだやかになり、自分をより大切にできるようになった。その内面の変化が先に起こり、それが外見の改善に反映された。

そしてぬるま湯のように居心地の良い精神科デイケアから抜け出し、勇気を出して就労移行支援にも通い始めた。自分に合っている場所で楽しい。勉強も熱心。

 

えへへ。

 

で、ここからようやく本題です。

 

きょう、そのイケメンのSNSの記事を目にし、心が激しく揺れた。

過去のつらい出来事を思い出してしまったのだ。すこし泣いた。

 

数か月前に、イケメンに出会ってから、満たされたおだやかな日々が続いていた。

そりゃそうだ。毎日冬ソナ見てる感じなのだから。しかも私の場合、ヨン様は話しかけてくださるのだ!満たされるに決まっている。

 

でもきょう、揺れた。

わたしのなかに、こんな激しさが、まだあるとは思わなかった。

 

ヨン様じゃなかったのだ。氷川きよしでもなかった。フランスの王子様でも、バラの香水でも、女性ホルモン注射でも、なかった。

 

そのひとは男の人で、異性で、人間だったのだ。

すっごく惹かれる すてきな 人間だった。

 

繰り返し言うが、そして繰り返すほどに嘘くさくなるかもしれないが、

恋とはちがうのだ。

 

でもこんなに激しく惹かれていて、憧れていて、

すこし泣いた後、数時間たっても胸がバクバクしていて布団に横になっていた。

 

そのバクバクは、

わたしの全ての細胞が、いまも生まれ変わっていることの証みたいに感じられて、

あああのひとが、

わたしを

こんなにも生まれ変わらせているんだ、と思った。

 

そして、ただ「イケメン」だったから、憧れているわけでもなかったのだ。

わたしはそのひとの、

ずっと天命を生きてきた感じとか、細やかな優しさとか、まっすぐな感じとか、

そういううつくしさに胸を打たれていたのだ。

 

もう、女友達に話すように、おちょけてそのひとを語るのをやめよう。

 

ごめんなさい。

 

すっと、

そんな言葉が胸に降りる。