偶然日記

いまのテーマは愛と適切な距離感♡

ボートネック

夢の中に好きな男の人がでてきて、「ボートネックだね」と言ってわたしの鎖骨と服の境目のところをなぞるように触った。

その瞬間「キモッ」と思ったが

わたしの口から出てきた言葉は「ボートネックって何ですかぁ?」である。

 

男がわたしの鎖骨付近を触るそのしぐさはあきらかに性的なムードがあったんだけど

そのムードをさっと避けるために「ボートネックって何ですかぁ?」と言ってみた。

ついでに言うとボートネックが何なのかはなんとなくは分かっているんだが、

「全然知りません~」っていう感じで下手に出ることで男のプライドとやらを傷つけまいとした。

好きな男から触られても「キモッ」と思ってしまうこの感じは何なのか。

まぁあんな急な独りよがりな触られ方されたらどんなイケメンでもキモい。

その触り方は拒否するがあなた全体を拒絶するわけではないし、むしろあなたはその触り方を除いてすべて好きだ。

という感じをどう伝えたらいいものか「ボートネックって何ですかぁ?」の後も考え続けていた。

そんでなぜ「イヤだ触らないで」と言えなかったかは、

そのことば全体が拒絶に聞こえてしまうと困るということと、

私なんかが性的な対象として見られるなんてめったにない大チャンス!ありがたいことではないか……という混乱のなかの喜びもあったからなんだ。

あともうひとつ思ったのは、

ああいう性的なサイン?をしっかりキャッチせずとんちんかんな返しばかりするから、恋愛的な関係が発展しないのかなぁ、世の中のカップルはこういうサインのキャッチボールができて誕生したんだろうなぁということである。

 

いやぁ、まったく

 

なんて返事すればよかったんかなぁ。(夢の中のことなんだけど)