精神科デイケアに通って一年が経つが、
あきらかに前世が鳥の人がいる。
人間界の言葉で言うならADHDとかに当てはまるのかもしれないけれど、
「そのひと」のじっとしていられずちょこまか動き回る感じは、
どうみても
鳥
なのである。(小鳥の小刻みにずっと動いているあの感じ)
実際に鳥が好きで詳しいようだ。前に木にとまった鳥を見て喜んでいた。
色彩感覚に優れているのかいつもさりげなくおしゃれで、その感じも鳥っぽい。
いや、あんた、鳥だろ。(おっと失礼)
さっきデイケアから帰り、お昼寝のため布団にもぐったら
茶色い親鳥がヒナたちにくちばしで餌を与えてる映像が浮かんできて
なんか涙が出そうになった。
あのひとの前世だわ。と思った。
あのひとは前世で立派な親鳥だったんだ。たくさんのヒナを育てたお母さん鳥。
その前もそのその前も鳥だったかもしれない。
今回は人間としては初めての人生なのかも。
だとしたら生きにくいわなぁ。デイケアにも来るわけです。
鳥のさえずりはきれいだけど、
もしかしたらあのひと、歌も上手なんだろうか?