この本を読んでいる。
この本の良さについて語りたいことはたくさんあるのだけれど、
とりあえず、つらい気持ちを抱えている女性のひとたちにはぜひ読んでほしい。
あなたは……と読み手に語りかける文体があたたかいです。
そんで今朝ふと思ったんだけど、
わたしにとっては、
食べること=自傷かもしれない。
わたしは、
痩せたい、と、
ずうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっと思ってきた。
いまも思っている。
なのに一日に30回くらい冷蔵庫を開けては何か食べるものないかな……と探してチョコやアイスやお揚げや天かすやチーズを食べてしまう。3食食べてるんだよ。
そんで食べてはうっすら罪悪感。後悔。
その後自分に腹が立って冷蔵庫の食べ物をゴミ箱に捨ててしまうこともある。
食べること。
これって「わたしにとって」自傷行為に近いのかな???って思う。
痩せる夢を叶えてあげようとしない。
ダンサーになりたい娘を、「だめッ!!!あなたは公務員になるの!!!踊っていないで机で勉強してなさいっ!」って、しばりつける母親みたい。
痩せてスリムになってショートパンツを履いてみたいな……って思っている子ども(=私)の口に、チョコやアイスやお揚げを押し込める母親(=私)
「あんたは痩せたらだめ! 太っているほうがかわいいんだから! モテずにいる方が都合がいいのよ!!!」
だとしたら……。
この気づきを実際の母親にしたら、聞いていない風で、「あーかいかい。」と首をぽりぽり掻き始めた。
母はわたしの話がやや深刻になると、「痒~~っ」とか「暑~~っ」とか言って話を逸らすのだ。本人も意識して言っているわけではなさそうで、そうやって家庭の空気を調整して(バランスを取って)くれているのかなと思う。
ただ、それだけではないぞ、とも思う。
(きっと母にとっては聴きたくない、見つめたくない話だったのだ)
というわけでひとりで自分のために淹れたハーブティーを飲んでいます。
ほっとする。
あ、追記。
この間、イベントでいつも会うお坊さんに、「いただきます」の時唱える言葉を教えてもらった。
多くの命とみなさまのおかげにより、
このごちそうを恵まれました
深くご恩を喜びありがたくいただきます
今日これを心の中で唱えてからソーセージを食べたら、目の前の母親もいつもより愛しく見えた。