マッドマックス怒りのデスロード
君の名は
この世界の片隅で
ララランド
カメラを止めるな
流行りの映画、観に行かなかった。
みんな「5回観た」とか「人生変わった」とか言うけどなんだかそうやって熱く語られるほど、観に行きたくなくなって、マッドマックスも君の名はもカメ止めも観に行かなかった。
「この世界の片隅で」や「ララランド」は観に行ったけど、退屈で、というかあの頃鬱っぽくて感情もなくて薬もたくさん飲んでた。留年中だったかな?
思うんだけど、映画に限らず、流行ってるものにイマイチ心が動かない時期って、
いったん陸から離れて、
水面下を探索してゆく時期だと思う。
魚の頃の呼吸の仕方を思い出すまで、息苦しいこともあるかもしれないけど、
海の底で宝物を見つけたら、
また陸に浮かんでこれるし、
これまでより優しく楽観的に陸生活を送れるようになる。
いまどこの本屋さんにも平積みのショーン・タンの「セミ」って絵本、ピンとこなかった。
すごく話題だと思う。
ショーン・タンのアライバルは高校生の時あんなでかいのを学校に持ってくほど気に入ってたし、
翻訳者の岸本佐知子さんのエッセイは断捨離ストのわたしでも捨てられずに何度も読み返してる(アロマでごわす!) もちろんミランダジュライのやつとか変愛短編集とか翻訳された短編集もいっぱい読んだ。
んー
でも
ピンとこんかったです。セミ。
ごめんなさい。
たぶんいま水中にいて、
地上とは違う時間の流れ方。
音楽も昔のユーミンとかドリカムとか聴いてる。
ついこないだまでサチモス聴いてたのに。
水中では内面世界のことをじっと考える。
ことば少なく。
というか最近おしゃべりが過ぎたんだ。
そんで
ひとの「おすすめ」ばかり摂取してた。
そんなんじゃ疲れるよね。