偶然日記

いまのテーマは一対一の人間関係。

詩を書き留めておきたい

できるだけたくさん。

 

「六月のうた」谷川俊太郎

あの日もあなたを好きだったのに

あんなに哀しかったあの日

 

あの日も空は青かったのに

あんなにうつろだったあの日

 

人気(ひとけ)のない公園で

いつまでもぶらんこに座っていたあの日

アルバムにないあの日

日記のつけられなかったあの日

 

いつかはあんなに忘れたかったのに

今は忘れてしまうことが怖しい――

あの日わたしは二十歳だった