焼けただれたその肌を見なければならない、といつからか脅迫のように思い続けていて
でも、怖くて、出来ずにいた。
平和資料館に行けば見られるのだろう。
格子模様が焼き付いている肌がそこにある、と、あの人と、あの人が言っていた。
昨日、二日分眠ったから、眠れなくてとうとう朝になって、いま、ひさしぶりにブログを書いている。
1時間くらい前はひさしぶりに絵を描いた。お粗末な絵だよ、
ぐちゃぐちゃの机の上を片付けていたらほわころくらぶの商品の納品書といっしょに白い厚紙がでてきたから、その厚紙に、絵を。
でも絵の描き方すらもう、わからない。
このあいだ前の職場のひとの個展に行って、そのひとは、クレヨンで描いていた。
下地にいっぱいクレヨンの色があって、上からつまようじとかで削り取るやつ、それをしていて、自由でちょっと幻想的で、かわいらしくて、すてきだった。
ますますそのひとが、好きになった。
(いまふと心の中で、そのひとを、応援してみる。)
それはいいんだけれど、その、後ろのクレヨンの色たちをあらわにするやつを自分もやってみたくなって、それって昔、中納良恵さんがやってたなーとか思いだして、
うん、わたしもラジオでそれ聴いてやってみたけれどうまくいかなかったなあ、とか思いだして、
でも、やってみた、明け方に。
ただクレヨン、
青、黄色、桃色、灰色、ぐちゃぐちゃと線を伸ばして混ぜ合わせて、
でもなるべく白は残らないように色で埋めて、
なんだか自由さがわざとらしい気がするけれど続けて、
なんとなく鳥の横顔のように見えてくる部分があったから、
色たちの上から真っ黒を、鳥のシルエットで塗りつぶし、
それから、
つまようじで、鳥の目や、からだの模様を描く。